ISOタンクコンテナデータベース | 製造元は妻面で見分けろ

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製造元は妻面で見分けろ

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一見製造元が分かりづらいISOタンクコンテナ。
しかし妻面を見ることで大半は識別することができる。

ここでは主要6社+αを紹介する。

UBH


まずは重鎮・UBTから。
非常に分かりやすいタンク体を持っている上、ほぼ同じ妻面のUFTがあるので、参考にはならないかも(爆)

NTtank


上部斜め梁がL字型なのが特徴。
真ん中の膨らみや梁の位置等、SINGAMASと若干の差異あり。いくつか種類がある。

SINGAMAS


真ん中の膨らみが特徴的で一目でわかるが、NTtankとの差異に注意。
こちらの方が丸みが少ない。

Consani


膨らみが一番上から下まで、丸みを帯びてつながっているのが特徴。断面は直角に切り落とした形状。
一部個体に見られる各種表記のフォントも特徴的。

CIMC

 
中央に円を描いているのが特徴であるが、Welfit Oddy製と同一であるために他の特徴を探した方が良い。
もっとも、この形は最近の形なので、側面左下や写真のような妻面上部にステッカーが貼付されていることも多い。


20Tx・20Kxに多いが、22xxにも見られる型。
膨らみが角張っていることがConsaniとの大きな違い。

その他、UBT・UFT等はUBH製も参照。

Welfit Oddy


CIMC製と非常によく似ているが、下梁の構造が異なる。
また、側梁に2本小さい縦の梁が入っていることが多く、さらにステッカーもかなりの確率で貼られているため識別は容易。

 

日本車輌

我らが日車も、わずかではあるがISOコンテナを製造している。
Nゲージで製品化されている形なので、見覚えの有る方も多いだろう。
側面下部の日車ステッカーを見るのが一番早いが(笑)、妻面から見分ける上で一番のポイントはベントを保護するフタと梯子。
また独特のフォントや表記の雰囲気でも判断ができる。


まだまだ沢山の種類があり、私自身も把握しきれていないところがあるので、まずは主要6社。
そのうちもう一度まとめようと思う。